パラセ・ルシアは聖霊界でも指折りの錬金術師であり、また医師でもある。
ルネサンス期に活躍した錬金術師が、死してなお学究をこころざして聖霊となったといわれる。
典型的な学者肌で、思索をめぐらす事を好むが、倫理的に善悪などを考えるのは苦手。
また、生命に強い執着を持ち、無気力にダラダラと生きているような人間は大嫌い。
鉱物や魔石の収集・精錬をライフワークとしており、しばしば物質界に素材を探しに来ている(何度か神依に追い返された経験あり)。
ただ、聖霊の姿のままでは物質界の物体に働きかけることができないため、物質界に来る際にはかりそめの肉体を精製する自作のバングルを利用し、次元の歪みを通って来訪している。
なお、リリカの父であるフェルフネロフ公と研究仲間だった事もある。 |